柴崎葵

研究テーマ

ポリプロピレンカーボネートを用いた生分解性プラスチックの改質

生分解性ポリマーは、ある温度、湿度条件下において微生物等の影響で分解し、
最終的に二酸化炭素と水に分解する性質をもつ高分子のことであり、特にポリ乳酸(PLA)は
バイオマスを原料とする資源循環型ポリマーとして研究が盛んに行われている。
しかし、PLAのガラス転移温度は約60℃であり、室温では硬くて脆いため、汎用化するには柔軟性等の物性の改質が必要となる。
本研究では、ポリプロピレンカーボネートの添加によるPLAの改質を目指す。

研究業績