木田拓充

研究テーマ

Rheo-Raman分光法を用いた結晶性高分子材料の微視的変形挙動の解明

ラマン分光法はポリオレフィン材料の分子骨格であるC-C伸縮振動に強い活性を有しているため、
高分子主鎖に作用する荷重や、分子鎖の配向状態を直接検知することができる。
本研究では、ラマン分光装置を自作することで、延伸過程において非常に短時間で
ラマンスペクトルを測定することが可能となった。
この装置を用いて、結晶性高分子材料の一軸延伸過程における分子鎖応力負荷状態や
分子配向状態のその場測定を行い、微視的変形メカニズムを解明する。

研究業績