木田拓充
研究テーマ
Rheo-Raman分光法を用いた結晶性高分子材料の微視的変形挙動の解明
ラマン分光法はポリオレフィン材料の分子骨格であるC-C伸縮振動に強い活性を有しているため、
高分子主鎖に作用する荷重や、分子鎖の配向状態を直接検知することができる。
本研究では、ラマン分光装置を自作することで、延伸過程において非常に短時間で
ラマンスペクトルを測定することが可能となった。
この装置を用いて、結晶性高分子材料の一軸延伸過程における分子鎖応力負荷状態や
分子配向状態のその場測定を行い、微視的変形メカニズムを解明する。
高分子主鎖に作用する荷重や、分子鎖の配向状態を直接検知することができる。
本研究では、ラマン分光装置を自作することで、延伸過程において非常に短時間で
ラマンスペクトルを測定することが可能となった。
この装置を用いて、結晶性高分子材料の一軸延伸過程における分子鎖応力負荷状態や
分子配向状態のその場測定を行い、微視的変形メカニズムを解明する。
研究業績
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発表論文 主著 8報、共著 7報 -
学会発表 国際口頭 9件、国際ポスター 10件
国内口頭 17件、国内ポスター 10件 -
受賞 10件 (IPC2018 Young Scientist Poster Award, 若手優秀発表賞@繊維学会 etc) -
最近の発表 2018年12月7日 The 12th SPSJ International Polymer Conference (Oral)
Rheo-Raman spectroscopic studies of the influence of α relaxation process on microscopic deformation behaviors of high-density polyethylene
(Kanazawa Univ.)Takumitsu Kida, Yusuke Hiejima, Koh-hei Nitta -
2018年11月1日 平成30年度繊維学会秋季研究発表会 (ポスター)
分子量分布が異なる高密度ポリエチレンの一軸延伸過程における微視的変形挙動の解明
(金沢大院自然)木田拓充、比江嶋祐介、新田晃平 -
2018年10月17日 第66回レオロジー討論会 (口頭)
ラマン分光法を用いたポリエチレンのα緩和メカニズムの解明
(金沢大院自然)木田拓充、比江嶋祐介、新田晃平