名畑美里
研究テーマ
結晶性高分子材料の熱処理メカニズムの解明
PEやPPといった結晶性高分子材料は、高温下で熱処理を施すことによって
結晶度が増加し、材料強度が増加することが知られている。
しかし、従来の研究では熱処理前後における構造状態しか比較していない場合が多く、
熱処理過程における構造変化を評価した例はほとんど見当たらない。
本研究では、ラマン分光法などの分光学的手法を駆使することで、
熱処理過程で生じる構造変化を解明することを目的とする。
結晶度が増加し、材料強度が増加することが知られている。
しかし、従来の研究では熱処理前後における構造状態しか比較していない場合が多く、
熱処理過程における構造変化を評価した例はほとんど見当たらない。
本研究では、ラマン分光法などの分光学的手法を駆使することで、
熱処理過程で生じる構造変化を解明することを目的とする。
研究業績
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学会発表 国際口頭 2件、国際ポスター 4件
国内口頭 3件、国内ポスター 3件 -
受賞 AWPP2018 The 2nd Poster Presentation Award -
最近の発表 2019年10月28日 The 1st international conference on Precisely Structured Polymer Materials (Oral)
In-situ Raman spectroscopic study of morphological development in polyethylene during heat treatments
(Kanazawa Univ.) Misato Nabata, Yusuke Hiejima, Koh-hei Nitta -
2019年10月18日 第67回レオロジー討論会(口頭)
その場ラマン分光測定によるポリエチレンの熱処理過程に関する研究
(金沢大院自然)名畑美里、比江嶋祐介、新田晃平